 イカルやウソなどのアトリ科のなかまは花芽そのものを食べるため、開花前の花がなくなってしまうことは良く知られているが,最近はスズメやニュウナイスズメ,そして篭脱け帰化したワカケホンセイインコもサクラの花蜜が美味しいことを覚えた.しかし,くちばしや舌の構造が吸蜜に適していないので,花を食いちぎるため萼ごと木の下に落ちてしまう.スズメのこの文化はまだ当地には伝播していないが,南から神奈川県や東京都まできているらしい.一方メジロやヒヨドリ,コゲラは花にくちばしを差し込み,舌の先で花蜜をなめるため花を散らすことはない.
イカルやウソなどのアトリ科のなかまは花芽そのものを食べるため、開花前の花がなくなってしまうことは良く知られているが,最近はスズメやニュウナイスズメ,そして篭脱け帰化したワカケホンセイインコもサクラの花蜜が美味しいことを覚えた.しかし,くちばしや舌の構造が吸蜜に適していないので,花を食いちぎるため萼ごと木の下に落ちてしまう.スズメのこの文化はまだ当地には伝播していないが,南から神奈川県や東京都まできているらしい.一方メジロやヒヨドリ,コゲラは花にくちばしを差し込み,舌の先で花蜜をなめるため花を散らすことはない.期待して来訪される鳥さんたちには申し訳ないが,幸い八重の品種は蜜が少ないので,鳥との共存は可能のようだ.左は先日訪れたソメイヨシノの名所で,吸蜜に夢中なヒヨドリ.いつもなら警戒心むき出しで人が近づくと逃げ出すが,よほど美味しいのか,写真を撮らせてくれた.ヤエベニシダレの歴史などはこのブログの http://hanamoriyashiki.blogspot.com/2010/04/draft_09.html で.また,平安時代のヒヨドリの鳴き合わせについてはこのブログの http://hanamoriyashiki.blogspot.com/2011/01/blog-post_30.html で.
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