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東北から近畿,四国まで広く分布し,那須や丹沢などに群生地があり,時期には非常に見事だそうだが,比較的高地や寒冷地に多い.アカヤシオとは異なり,花は葉と同時に出て,花の咲いている期間は短い.
新緑の中の純白の花は美しいが,当地では夏の暑さが厳しいのか,かなり大きな木を植えたにもかかわらず,山地ほど多くの花はつかない.気候や風土の違いを考慮せず,一時のブームや,咲いている花だけを見て植えると,植物にも庭の持ち主にも好ましくないと言う例になってしまった.
なお,悠仁親王殿下のお印の高野槇(こうやまき)については,私の別ブログ「海を渡った日本の花」の「コウヤマキ」の項を参照願いたい.
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