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17世紀末に出版された園芸書『花壇綱目』にはエビネの栽培法が記されている.また,『花譜』に簡単な記述,『大和本草 諸品図』には可愛らしい図(左)が載っている.
一方,『和漢三歳図会』では藜蘆(りろ,ホソバシュロソウ)と同じ項に記載され,毒草類に分類されている(中村学園のHPより引用).
60年代末からの山野草ブームの一つとして70年代後半にエビネブー
それでも愛好者は多いと見え,近くのホームセンターでは一年に一度,多数のエビネ類を展示・即売しているが,その中にはかなり高価な株もある.そこで「庭用エビネ」として安価で売られていたのを購入.適地を求めて3度ほど移植を行っているので,ご機嫌は良くない.
おまけは Curtis Botanical Magazine 1888年のキエビネ Calanthe striata の図譜(石版手彩色).
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