Gomphrena haageana cv. “Strawberry Fields”

キバナセンニチコウは北米南部原産.日本には大正年間に入ってきた.センニチコウに似ているが,花の色が黄色であること,葉が細いことなどの違いがある.細長い葉は対生し,長い毛がある.観賞する紅色の部分は苞であるが,中から5弁の黄色い花が出て,花序のアクセントになる.

名前のように,花期は長い.次々と花が咲くためでもあるが,紅色の部分が花弁ではなく,苞なので長持ちするからである,苞は中の種が成熟すると共に,下部から退色し褐色になりはがれるが,伸びていく頂部は新鮮で美しい.種を採る場合は砂と一緒にこすって,枯れた苞を除くと発芽率がよい.ドライフラワーにすると長く楽しめ,クリスマスリースに使える.
今年は発芽に失敗して数株しか得られなかったが,一面に咲かすと名前の通り「苺畑」.
歌の様に“For ever”とはいかず,冬になると枯れてしまい残念.左は数年前の様子
0 件のコメント:
コメントを投稿