2010年10月12日火曜日

アオマツムシ(メス)

Truljalia hibinonis 8月下旬から現れ,オスは木の上で「リー・リー」と高い声で鳴く.一生を木の上で送る.中国南部が原産地といわれる外来種.日本での初記録は1898年(明治31年)とも,1917年に東京で発見されたとも言われる.その後戦災で樹が減ったためか,アメリカシロヒトリ防除のための殺虫剤散布のせいか,一時減少したが,その後自動車のただ乗りを利用して,どんどん棲息範囲を広げている.

原産地中国の「王朝網絡 (http://tc.wangchao.net.cn/bbs/detail_636434.html)」によると
アオマツムシの中国名は「梨片蟋」又は「金鍾、天蛉、綠蛣蛉、銀琵琶」.主要分布地は中国南部,インド、フィリピン、日本、ベトナムで,

此昆蟲是一種森林性蟲類,喜棲息于高大的樹木上,常停留在樹枝上高聲鳴叫,不論白天、黑夜其鳴聲都婉轉動聽,叫聲如“句—句、句、句,句.....”一般是4聲一組,第一聲教長,後3聲短促,常常不停的重複著這種調門鳴叫著。其鳴聲高亢清脆,音色比蟋蟀美。

と樹上に住み夜に鳴き,鳴き声はコオロギと肩を並べるほど美しいとしている.“句—句、句、句,句.....”は ” りーり,り,り,り ”と読むべきか.


庭から家に入りこんで壁に留まっていた.背中の網目模様(翅脈)を見ると、かなり規則的なのでこれは雌.道理で鳴かなかった.
アオマツムシの存在に最初に気がついたのは都心近くの街路樹から聞こえてくる鳴き声.頭上から降り注ぐようだった.茨城県南部の当地ではこの数年来.庭の下草からはコウロギの声がきこえ,住み分けているようだ.夜も更けて気温が下ると鳴かなくなる.熱帯産で寒いのは苦手か.

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