2010年10月16日土曜日

アマクリナム’ドロシーハンニバル’

X Amacrinum ’Dorothy Hannibal’南アフリカ原産の「アマリリス・ベラドンナ (Amaryllis belladonna) ホンアマリリス」と「クリヌム・ムーレイ (Crinum moorei ) ハマユウを含むハマオモト属」との属間交雑種なので名前もアマクリナム.その園芸種の一つ.
9月から110月ごろ,70センチほどの花茎を伸ばして散形花序をつける.花序ははじめ苞に包まれていて,開花時にはこの苞は紐の様に下に垂れ,花には芳香がある.ヒガンバナと同様に花の咲く時期には葉が見られないので,この類の“Naked lady”の別称もうなずける.花後,根元につやつやとした幅広い剣状の束生する葉を伸ばす.

色に品がないので家内にはあまり評判が良くないが,花の少ない季節に咲き,花期は長く,密植すると花束のように華やかで人目を引く.



おまけは米国 Indiana 州 Seymour の Dan-san から送ってもらった,彼の家の花壇に咲くナデシコの仲間.多分ビジョナデシコ(Dianthus barbatus 英名 'Sweet William')の品種,他にピンクの剣咲きのバラも咲いているようだ. 秋の Seymour もいいだろうな.


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