2010年3月16日火曜日

ベカナ

Brassica campestris (pekinensis group)
去年の秋の終わり,もちろん葉を食べるつもりで,種を蒔いた.しかし大きくならないまま,花が咲いた.しょうがないので花菜として,若い花茎をおひたしにして食べている.一寸苦味がある春の味.
一緒に植えているブロッコリーやキャベツはヒヨドリやムクドリに食い荒らされるが,この菜は苦味のせいか,被害にあわない.花は明るい黄色,可憐で甘いにおいがする.紫色を帯びた茎との対比も美しい.ベカとは小さいと言う意味らしい.白菜の仲間であるが,結球しないサントウサイの一種.

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