Lilium formosanum 原産地は台湾で(種小名Formosa は台湾の別名. 15 世紀に船から台湾を見たポルトガル人がイラ・フォルモサ!( Ilha Formosa! =美しい島)と言ったことから),日本には観賞用に 1923 年あるいは 37 年に導入されたという.花は横からやや下向きに咲く.花被片は6枚,白色で外面の特に中肋に沿って赤紫色を帯びる事が多い.翼をつけた薄い種子を多くつけ,風で運ばれて分布を拡げる.テッポウユリに似るが,茎が比較的太く紫色を帯び,濃い緑色の細い葉を多くつける.
庭に自然に生えてきた.写真の個体は花被外面に赤紫色の筋が無くほとんど純白色.香りはテッポウユリほどはない.また,花の美しい時期も短く,直ぐにしおれて汚らしい褐色になってしまう.
背の高さは日当たりの良いところで1m程度,キンカンの間から伸びたのは日光を求めて3mにもなった.
一時はかなりの株がまとまって花をつけ,ユリの花畑になったが,やがて消え,周辺部にぽつぽつと新しい株が伸びてきた.左は最盛期の頃,花被外面の赤紫色の筋がはっきりしている株もある.
Test
8 年前
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