Dianthus japonicus cv. “Summer lavender”
原種は日本の海岸の崖地や砂浜に生育する多年草で,茎は太く草丈は 30cm~50cm になる.海岸で生きるために,葉はクチクラ層が発達し厚く,光沢があり水分の蒸発を防ぐ.野草とは思えないほど美しい花は茎の先に集散花序をなし,直径約 1.5cm の紅紫色の5弁花を集まって咲かす.萼筒は 1.5cm~2.0cm と長め.古く江戸時代から品種改良が進み,赤花や白花品種もある.
5年ほど前,近くの園芸店から鉢植えで購入.なった種を秋に播いたら発芽,冬も厚い葉でのりきり,それ以降毎年こぼれ種で増えていく.切花にも出来そうだが,葉と花のバランスが気に入らず,地面に放置.
Van Houtte "THE FLORE DES SERRES ET JARDINS DE L'EUROPE" (ベルギー 1845),多色石版 に描かれたハマナデシコ.赤色の園芸種?
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