お天気にもよりけりだが、この季節の黄昏(たそがれ)どきはずいぶん長い。夏至のきょう、東京だと4時25分に昇った太陽が7時ちょうどに沈む。〈夕刊のあとにゆふぐれ立葵(たちあおい)〉友岡子郷。日没までの長い明るさには、どこか夏らしい開放感がある▼タチアオイは梅雨どきの花だ。今の時期、主役がアジサイなら、この花は気っぷのいい脇役の趣がある。茎はまっすぐ大人の胸ほどに伸び、下の方から薄紅や紫に咲き始める。日に日に咲き昇り、一番上が開くころ梅雨が明けるとされる。(以下略)
わたしの庭では,今のところタチアオイが主役で,アジサイがその根元を飾る脇役.タチアオイの高さは4メートルを超えるものもあり,「大人の胸ほど」の騒ぎではない.花は時間差を持って二つのシリーズで下から咲きあがり,最初のシリーズはほぼ頂上まで達しているが,まだまだ梅雨は明けそうもない.
明るい桜色で,花弁の先に細かい切れ込みがあり,華やか且つ繊細な花容である.
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