2010年6月18日金曜日

アジサイ(1)

Hydrangea macrophylla (1)梅雨を彩る花.日本の海岸地方原産だが,適応性は高い.
1789年に、イギリスのバンクス卿 (1743-1820) が中国から日本由来のアジサイを英国のキュー植物園にもたらした。1800年ころにはイギリス国内に普及し、以後はフランスで、第二次世界大戦後はアメリカやオランダで多彩な品種改良が進み,これらが逆輸入され西洋アジサイとして園芸店で売られている。有名なシーボルトとお滝さんのお話は,私のもう一つのブログ 「Antique Botanical Printに描かれた日本の花」のアジサイの項 を参照ください.

近所のお家の垣根から数本の枝を頂いて挿し木にしたら活着,次の年には咲いた.初めは白いが,後で赤味がかる.

おまけは,我が家への珍客,トウキョウダルマガエル.庭においてあるプランターに水を溜めたアサザの水槽に,1週間ほど前から住み着いている.暑い日にアサザの葉を頭に乗せて涼んでいる姿は風流.
写真を「両生類 (AMPHIBIANS)  びっきぃ と やまどじょう」に送って同定していただいた.河村さん,ありがとう.

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