Asparagus officinalis var. altilisユリ科から,最近独立したキジカクシ科(Asparagaceae)に移籍.キジカクシといっても親しみがわかず,アスパラガス科の方が良いのにと思うが.食用に栽培される種は,生け花に用いるアスパラガスとは種が違うが,2メートルにもなる茎は細く分岐した枝に覆われ,緑のふさふさとした草姿は良く似ている.乾燥に適応して葉は痕跡程度に退化し,枝で光合成を行う.
苗を購入して数年は細い芽ばかりだったが,枝を繁らせて置いたら,3年ほど前から立派な芽がでて,採る時期を逃さなければ春の食卓をにぎわす.根は太く広く拡がり,本当にユリ科でいいのか?と思っていたが,やはり別の科に独立した.雌雄異株で,雄の株の方が芽の本数が多くて好ましいそうだが,実がなって見ないと雌雄の区別が付かない.これは雌.昨年紅い玉のような実がいくつもついた.
Test
8 年前
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