原産地,ペルシャの伝説では,この花はファルハッドという青年が乙女シャーリンに失恋し,自殺しようと砂漠へ迷い出たとき,砂漠に落とした涙から生まれ出たとされる.ペルシャ語ではこの花を lalé と呼んで完全な恋人の象徴とされている.
When a young man presents one to his mistress ----- he gives her to understand, by the general colour of the flower, that he is on fire with her beauty, and by the black base of it, that his heart is burnt to a coal.
---- Sir J. Chardin: Travels into Persia; f. Coats, 255 - 6
初めてチューリップを育てた頃は,「関東地方ではウィルスの羅病が避けられない」との話に従って,花が終わると抜いて,秋に新しい球根に植え替えていた.しかし,取り残しの球根からも立派な花が咲くことが分かり,それからは葉が枯れたあと掘り上げた球根を植えなおしていた.しかしチューリップの単純さに飽いて,特に手をかけず植えっぱなしにし,邪魔にならない場所に生えたときのみ花を咲かせた.従って環境によって大きさも大分違うようになった.
When a young man presents one to his mistress ----- he gives her to understand, by the general colour of the flower, that he is on fire with her beauty, and by the black base of it, that his heart is burnt to a coal.
---- Sir J. Chardin: Travels into Persia; f. Coats, 255 - 6
初めてチューリップを育てた頃は,「関東地方ではウィルスの羅病が避けられない」との話に従って,花が終わると抜いて,秋に新しい球根に植え替えていた.しかし,取り残しの球根からも立派な花が咲くことが分かり,それからは葉が枯れたあと掘り上げた球根を植えなおしていた.しかしチューリップの単純さに飽いて,特に手をかけず植えっぱなしにし,邪魔にならない場所に生えたときのみ花を咲かせた.従って環境によって大きさも大分違うようになった.
このチューリップは数年間ハンカチノキの元にヒメウツギと共に生えている.栄養が良いのか花も草丈も大きい.花弁内部の基部には黒い模様(the black base )がある ので(左図,左),恋人に捧げるにふさわしい花である.Dan-san の庭の黄色チューリップにもこの模様がある(左図,右)が,昨日のクルシアナにはこの模様はないので,心を伝えるのにはやや力不足.
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