2010年4月29日木曜日

イヌワラビ

Athyrium niponicum
昼すぎて日の目に遠き懸崖に
 仰げばさむき羊歯のむらがり
木下利玄

胞子が飛んできたのか,植えた植物にくっついてきたのか,庭のところどころに生えている.抜くと,折れた茎からはワラビの香りがする.イヌというだけあって,若芽(ワラビ)は堅くとても食用に出来そうもない.
この画像はスキャナーのガラス面に掘り取った葉や根を載せ,カバーをしないでスキャンして得た.バックが黒いのは反射光が少ないため.一方,昨日のタマシダは,葉の上に白いカバーを載せてスキャンし,画像処理で影を消した.

おまけには4月17日の,時ならぬ雪をかぶったヤエベニシダレの残んの花をいろどりに.昨年4月25日に弘前の桜を見に行ったときの,満開のソメイヨシノの花の上の雪を思い出した.

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