2010年4月5日月曜日

サクラソウ(2) 白鷹

Primula sieboldii cv. “White Hawk”
品種名:白鷹(はくたか),表の花色:乳白色, 裏の花色:極淡紅紫色,花筒の色:紫,花弁の形:重ね,花容:平咲き・受け咲き,花柱形:短柱花,花の大きさ:中,作出時期:昭和,類似品種その他:白鷲 花弁に隙間がない・「白鷲」より小型

原種栽培に自信がもてたころ,自然観察会のバス旅行で立ち寄った道の駅で購入.育てやすく,花も美しいので,その後の園芸品種購入のきっかけとなった.
ネットで調べたら,さくらそう会(東京)の認定品種,浪華さくらそう会(大阪)の登録品種,筑波大学農林技術センターの系統保存種としては確認できなかったが,埼玉県花と緑の振興センターではこの名前で品種保存されている.上記品種データは振興センターのHP(http://www.pref.saitama.lg.jp/site/sakurasou/901-20100106-169.html)より引用.


おまけは(といっては失礼だが)
浪華さくらそう会(http://www.sakurasou.jp/newpage111.html)の廣田友重さんの「サクラソウの分類の桜草の概要 観賞の仕方」(http://www.sakurasou.jp/sakurasou2.htm)より花容の分類図と説明を引用.

花容 花弁 (花冠列片) は桜弁が基本形で図のように分けられます。咲き方は花弁の開き方によって図のような形に分かれます。また花の咲く向きには垂咲き、車咲き、受咲きがあります。花の大きさは60㎜を越える最大輪から20㎜に満たない最小輪まで変異に富んでいます。花色は野生種の赤紫を基本に、薄紫、紅、桃、白とあまり多くありません。しかし絞りや覆輪、桜草独特の表裏色違いなどがあります。これらの花弁・咲き方・咲く向き・花の大きさ・花の色が組み合わさって一つの品種が構成され、数百にものぼる品種群が生まれることになるのです。

なお,このサイトはサクラソウの歴史,品種,栽培法や展示会の情報が充実している.

0 件のコメント: